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  • 【シリーズ・今日はどんな日?】本日(12/14)は…

    ● 毎日が何かの記念日!12/14 は結構色々あるようで…

    「仮名手本忠臣蔵 十一段」 北斎画

    本日(12/14)、あるキーワードを検索しようと(筆者はこの様な時、一応複数の検索エンジンに当たってみる事にして居ます) Google へアクセスした時、
    何時も何かの折にみられる特殊タイトルロゴを見つけ(ロゴを見ただけじゃなんだか解らなかったのですが…)
    本日がアムンゼンの南極点到達(1911)の日である事を知りました。

    そこでまた思い出した様に、
    勝手にシリーズと銘打っているこのテーマで一席(?)ぶってみようかと思い立った次第であります。

    ■ 12/14 の出来事

    ネタを探して色々調べて居て先ず目が行ったのは、
    そのアムンゼン南極点到達の前年(1910)、徳川好敏陸軍大尉の我が国初の飛行実験成功でした。
    実は、アレコレ検索している最中、あるサイトに12/14を「ライト兄弟初飛行」の日(本来は12/17)としているモノがあったのですが、
    もしかしたらこちらの出来事と混同、あるいは取り違えて居るのかも知れませんね。
    一応そのサイトでは12/17 にもライト兄弟初飛行との記述があります。

    他に筆者的に目を引かれたのは、
    室蘭本線の国鉄最後の提起運転のSL旅客列車が引退(1975)、
    新幹線・0系電車のさよなら運転(2008)、
    英国で日立謹製「Class 395」(ジャベリン)が運転開始、
    と言った新旧鉄道関連のトピックスでしょうか。

    それにしても、最後のSL定期列車引退の約10年前デビューの0系電車が、
    その30年後まで走り続けて居たのですねえ…

    他に目を引かれた物には、一定以上の年齢層には「大予言」でお馴染みのノストラダムスの誕生日、な~んてのもありました。

    ■ でもやっぱり日本人としては…

    然し、我が国に於いて、12月の14日と言えば、
    矢張り何を置いても先ず「忠臣蔵」の題材となった「赤穂浪士」の討ち入りでしょう
    …と、思っていたのですが、どうも近年は影が薄いというか、
    あまり話題にも上らなくなって居る様ですね…
    嘗てはこの時期になるとTVでも盛んに昔の映画などが放映されたり、
    年末ムードを盛り上げるのに一役買っていたモノですが…
    今年はざっと見たところ、某公共放送の連続ドラマがあったくらいでしょうか?
    それともそれがあるゆえに示し合わせて他局が忠臣蔵モノの放映を控えたとか…?

    ところで、この「討ち入り」の日付です。
    一般に12/14とされて居ますが、
    事件が起きたのは元禄15年の12/14です。
    これは(現在広く世界で用いられている)グレゴリオ暦では(1703年の)1/30であったそうです。
    伝統行事などもそうですが、この様な歴史上の出来事等も、
    (年は兎も角)新旧どちらの月日で表現した物か、ちょっと迷って仕舞いますよね。
    因みに、本年(?)の旧12/14 は、(平成29年の)1/11 となる様です。
    そう言えば、前掲の「ノストラダムス」の誕生日も、
    当人の生前はグレゴリオ暦が導入される以前(1505 – 1566)ですね。
    (こちらは当時、同じく太陽暦ではありますが、ユーリウス・カエサルにより制定された「ユリウス暦」が使用されて居ました)

    ついでに言えば、
    先ほど一口に旧暦と言う言葉を使いましたが、
    今日一般に旧暦と言った場合は天保年間に採用された「天保暦」を指す場合が殆どで、
    それに対し、赤穂事件の起きた元禄時代に使用された暦法は「貞享暦」と呼ばれるモノです。
    これは、我が国で導入された初の「国産」暦法で、
    後の天保暦との一番大きな違いは、
    節気の決定法として天保暦で採用された、太陽の黄道黄径によって決める「定気法」に対して、
    天保暦以前に利用されていた、時間を均等に配分する「正気法」が採用されている事です。

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    ■ 「忠臣蔵」映画の決定版!溝口健二監督作品・「元禄忠臣蔵」

    真山青果作の新歌舞伎を原作とし、
    前進座の四代目河原崎長十郎、三代目中村翫右衛門を主演・助演に迎え、
    日本映画界の名匠の一人、溝口健二監督により壮大なスケールで映像化された作品。
    その見所は数あれど、一番の目玉はなんと言っても実際の図面を元に再現された江戸城のセットでしょう。

    嘗て時代劇の脚本家を目指し、溝口監督とも働いた経験のある時代風俗・浮世絵研究家の林美一氏に拠れば、
    なんでも普通2~3万、超大作で15万という時代に、セット費に40万も掛けたのだそうで、
    膨大な製作費と(残念ながら…)興行的な不入りによって引責辞任する撮影所幹部までも出たのだとか…
    然し、そのお陰で後世に遺すべき貴重な映像資料ともなって居ります。

    この江戸城を見た後では、
    大河ドラマ等に見る江戸城の如何にショボイ事か…

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P.R.

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