Part I からの続きです。
●使ってみる
それでは本製品「スイブルスイーパーG2
」を実際に使用してみましょう!
使い方は一目瞭然、特に迷う事などありませんね…
バッテリーを装着、スイッチを入れて、後は見ての通りです。
板張りでも畳でもあらゆる方向にスムーズに動いてゴミを掻き集めてくれます。
(fig.18)
ただカーペットでも使える事は使えるのですが、あまり得意では無い感じがしました。
殊に説明書にある如く、毛足の長いカーペットでは本製品を使用してはいけません。
その名が現す様に、基本的にほうき+チリ取りに替わる物とお考え下さい。
そういうわけですから、床にこびり付いた様な汚れは当然取る事が出来ません。
その様な目的なら、
シャーク スチームモップ ベーシック
等が適役でしょう。
また、fig.19の様に、壁やタンス等の際に沿って掃除した時に、5~10mm程度の「デッドゾーン」がどうしても出来てしまう様です。これはまあ仕方無いでしょう。
また、fig.21 に見る如く、鋭角になっている部分の角には当然ながら届きません。
まあ、これも予めその辺りのゴミをほうきで掃き出して置けばすむ事ですね。

fig.18 あらゆる方向にスムーズにお掃除!

fig.19 壁・家具等の際に発生する「デッドゾーン」

fig.20 「エルボージョイント」を曲げて…

fig.21 鋭角になっている部分は…
トレイに掃き取ったゴミは、本体にある窓から確認する事が出来ます。(fig.22)
トレイ内のゴミは「トレイロックボタン」をつまんで捨てます。(fig.23)

fig.22 トレイ内のゴミを確認

fig.23 トレイロックボタンをリリース
一頻りお掃除をしたら、「スイブルスイーパーG2」の手入れを行いましょう。
本体カバーを外して、付属のゴミ取りピン等を利用して掃除します。
これは、バキューム式掃除機のパワーブラシでも同様ですが、
長い髪の毛や糸くず等が結構ブラシの軸に巻きついて仕舞う物です。
少々の髪の毛が撒きついたくらいでは支障は無いのですが、
あまり放って置くと取り除くのがより一層面倒になりますので、
出来るだけマメに手入れをしましょう。

fig.24 トレイを開いた様子

fig.25 本体カバーを外す
尚、カバーには一応向きがあります。
電源スイッチを正面に見て向って左側に金属プレートが来る様に取り付けます。
●気になった点
何れも些細な事ですが…
今後のモデルチェンジの参考にでもして頂ければ良いな、と思う所を数点上げてみます。
- ■音
-
特にバキューム式掃除機と比較してうるさい等と言う事は無いのですが、
それとはまた趣の違った独特の結構な賑やかさがあります。
勿論、掃除機が使える場所なら全く問題にならないとは思いますが、
今後の改良を期待したいところではあります。 - ■電源スイッチ
-
本製品では、電源スイッチがベースポール(ヘッド本体に接続されている一番下のポール)上のバッテリー取付部にあり、これを操作するには一々屈まなければなりません。
些細な事ですが、これは矢張り結構面倒に感じられます。
出来ればスイッチは(最近の掃除機がそうである様に)手元に持って来て貰いたいものです。 - ■本体カバーやトレイ下面にホコリが付着する
-
使用環境にも拠るのかも知れませんが、使った後良く見ると、本体カバーやトレイ下面に結構な量のホコリが付着して居ます。
これは恐らく、本製品の動作中は中でブラシが回転しておりますので、それにより発生した静電気によってホコリが吸い寄せられているのではないでしょうか?
ホコリを撒き散らすのではなく、吸い寄せているのですから寧ろ好都合ではないか、とも考えられますが、
出来ればこれらも上手くトレイ内に誘導出来ないものでしょうか?
以上、まあ何れも掃除能力その物とは余り関係の無いものばかりですが、
今後の改良点として、如何なものでしょうか…?
●まとめ
本製品は先述の如く「チリ取り要らずの電動ほうき」といった趣で、
日常の手軽なお掃除に役立ちそうなアイテムです。
(大掃除には先述の<シャーク スチームモップ ベーシック他、シャーク スチーム ポータブル
、或いはシャーク スチーム クリーナー
等と併用するとより一層良いでしょう!)
重量もそれ程重くはなく(但し、殊に女性には少々重いと感じる方も居らっしゃるかもしれません)、しかもコードレスですから取り回しは非常に楽で、特に狭い階段等の掃除には効力を発揮してくれそうです。
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もある事ですし、この機会に兎に角実際に使ってみては如何でしょうか?
その性質上ブラシの軸に髪の毛や糸くず等が絡まり易いので、
マメな手入れが、末永く御利用頂く為のカギとなるでしょう。