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最近の記事

  • 【閏年・五輪】二月ももう終わりますねぇ…【COVID-19】

    ● 本日は「4年に1度」?の 2/29日

    かなり久し振りの更新となって仕舞いましたが、
    このブログも筆者もちゃんと生きてます!
    先ず復帰(?)の肩慣らし…と言う事で、
    ここは本来の「ブログ」らしく、日記風(!?)の記事を…

    Gregorius PP. XIII 画像
    Gregorius PP. XIII

    本年はご存知の通りのオリンピックイヤーであり、即ち「うるう年」ですね。
    で、各種メディア等では「4年に1度の~」と云うフレーズが頻りに聞えて来るワケですが、
    以前(ちょうど前回のうるう年2/29の記事でした: http://fanblogs.jp/netdetokusuru/archive/325/0)本ブログでも取り上げた事なのですが、実はこれ、正確では無いのですね。

    4年に1度の閏年、と云うのはユーリウス・カエサルによって制定された「ユリウス暦」によるものですが、
    これでも実際の太陽年とそこそこ誤差(大雑把に、連続する400年間で3年程)があるので、
    現在一般的に使用されている「グレゴリオ暦」では、400年に97の閏年が挿入されます。
    即ち、これは西暦2000年(これがもう20年前なのですね…)を迎えようという頃に結構話題に上ったものですが、
    「100で割り切れる年は平年・但し400で割り切れる年は閏年」と云うルールですね。

    ところで、以前書いた記事では「何故2月は28日しか無いのか?」について謎のままにして居ましたが…
    詳細は(あまり深い理由までは仕入れられなかったので…)例えば国立天文台の「https://www.nao.ac.jp/faq/a0308.html」辺りを参照していただくとして、
    簡単に言うと、それは元々古代ローマの暦は現在の暦で言う3月~12月に相当する10ヶ月分しか無く、
    時代が下り、そこに新たに現在の1~2月に当たる時期に暦が割り当てられ、
    現在の2月に当たる月が1年の最後とされていた事と関係する様です。
    新たに1年分、12の月を制定するに当たって、最後の月で日数を調整したワケですね。

    つまり、ユーリウス・カエサルによる改暦以前は現在の3月相当の月が一年の始まりとされていたのであり、
    ついでに言えば、これが現在9番目の月を「『Septem(7)』ber」、10番目の月を「『Octo(8)』ber」…
    と、呼んでいる理由なワケです。


    ● 猛威を振るう「新型コロナウィルス感染症」

    昨今、各種メディアでこの話題を避けることは不可能な勢いです。
    勿論、筆者の周りでもその影響は確実に実感出来ます。
    …まあ、身近なところで実際の感染例と云うのは未だ聞かないのですが、
    マスク・消毒薬等は店頭から姿を消しました…また、仕事の上でも色々影響を受けています。

    この様な時には兎角情報は混乱し、
    時に悪意のある無しに関わらず流言飛語も飛び交うモノです。
    SNS等に乗る怪しげな噂話等に流されず、
    先ずは厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/)等の確実な情報源に当たりる様心掛けましょう。

    他に、内閣官房(https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html)、
    首相官邸(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)、
    一般向けではありませんが、国立感染症研究所日本感染症学会
    等が情報を発信して居ます。

  • 本日(12/21)は冬至!

    ● そういえば本年は閏年でしたね…

    Rio 2016 Official Site top SS img
    Rio 2016 Official Site

    本年はどうも(3月以降)節気の度に同じ事を繰り返している様なのですが…
    夕方のニュースで今日が二十四節気の一、「冬至」である事に気が付きました。

    何言ってんだ?と思われるかも知れませんが…何と言うか、冬至と言えば12/22頃、と謂う頭があるので、
    何かそういうきっかけでも無いと気づかないままになって仕舞うのですよ。
    本年は閏年、オリンピックイヤーでしたから、
    3月以降の節気は大体1日前倒しになるのでしたね。
    …それにしても、その閏年ももう直ぐ終り、
    月日の流れるのは速い!等と思いつつ、何やらリオ五輪ももう結構な過去の出来事と言う感じもしますねぇ。

    で、その冬至のハナシです。
    「冬に至る」とは雖も、今年は全国的に平年より暖かかった様ですね。
    ご存知の通り、冬至と言えば(大雑把に言って)一年で最も昼の短い日。
    冬の寒さはこれからが本番ですが、
    日は春へ向け徐々に長くなって行きます。
    この日には何時も「冬来たりなば春遠からじ」(シェリー「西風の賦」)の一節が思い浮びますね。


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    未だ一年最後(?)のビッグイベント・クリスマスを残して居りますが、
    本年もいよいよ押し迫って参りました…
    もうそろそろ鬼も笑っては居られないでしょう。

    ■ 2017(平成29)年版カレンダー

    Amazon.co.jp で人気のカレンダーから。
    流石にピークは過ぎたと思われますが、
    まだまだ「艦これ」人気は健在の様ですね。

  • 【シリーズ・今日はどんな日?】ハンゲ…?【雑節・七十二候】

    ● 本日(7/1)は雑節「半夏生」!

    Hangesyo_06c1213cv_300-wc.jpg
    半夏生(半化粧)

    何気なく暦をみて、本日(7/1)が雑節「半夏生」(はんげしょう)である事を知りました。

    これは、二十四節気をそれぞれ3分割した七十二候のうち、
    夏至の末候である「半夏生」(こちらは「はんげしょうず=半夏生ず」と読みます)から作られた暦日と解説されており、
    即ち節気としての夏至が「夏至日(一年で昼が一番長くなる日)から小暑の前日までの期間」であるのと同じ事ですね。

    因みに、「半夏生ず」の「半夏」とは、カラスビシャクから採れる生薬の事で、
    植物のハンゲショウとは違う様ですが、
    そもそもこのハンゲショウの名の由来は、花が咲く時期がこの頃だから、という説もあるそうで、
    全く無関係と言うワケでも無い様です。

    話を戻しますが、
    何となく気になって(まあ、この様にブログのネタにもなりましたし、ね)検索等を掛けてこの「半夏生」について更に調べてみると、
    先ず「夏至から11日目」と言う旨の文章が目に入って来ました。
    この11日目というのは、明らかに
    1節気が 365 ÷ 12 ≒ 15 故に、その1/3 = 5 と言う理屈なワケですが、
    確かに、本年の夏至は6/20でしたから、丁度11日目となりますね。
    但し、(それが何時からなのかはよく判らなかったのですが…天保暦が制定されて以降でしょうか?)現在では、
    太陽が黄経100°を通過する日で、大体グレゴリオ暦7月2日頃とされています。

    ん?「7月2日」?
    本日は7/1ですね…?
    何かデ・ジャ・ヴュな…と、なったところでハタと気づきました。
    春分の日に同じ様な事があったのでした。

    そう、本年はオリンピックイヤー、即ち閏年。
    カレンダーでは2月29日が挿入されて居るのです。
    夏至も 6/20 だった事を思い出して下さい。
    3月以降の暦日は、概ね昨年より1日早くなるのでしたね。



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  • 本年閏年につき…

    ● 2月29日は「4年に1度」…?

    Gaius Julius Caesar et Gregorius PP. XIII, Image sources: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gaius_Julius_Caesar_%28100-44_BC%29.JPG, https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gregory_XIII_medal.jpg

    ご存知の様に本年はオリンピックイヤーであり、「閏年」(うるうどし・じゅんねん)であります。
    そして本日(これを書いている)は2/29日、
    そこで今回は、折角なのでその辺りに関わるお話をひとつ…。

    ■ そもそも閏年とはなんなのか…?

    「閏」とは元来「余分」と言う様な意味だそうで、
    これを「うるう」と読み下すのは、「潤」(こちらはつまり水(氵)気が余ってるって言う事ですね)との(意図的な?)混同から来ているのだとか何とか…。
    それは兎も角、
    何故こんなものが必要なのかと言えば、
    先ず現在一般に採用されている「グレゴリオ暦」は太陽暦でありますが、
    1太陽日を1日とした場合の1太陽年(平たく言えば地球が太陽の周りを1週する周期)は、
    約365.2422日となって居ります。
    即ち我々の採用している暦では、0.2422日/1年の誤差が生じるワケです。
    これは単純に4倍すれば、0.9688≒1となります。

    然し、ご覧の通り、カッキリ1となるワケではありませんので、
    当然ながら、その分の誤差はこのままではどんどん積み重なって行って仕舞います。
    実は、結論から言えば、現在広く採用されている「グレゴリオ暦」では、
    一般に考えられて居る様に「四年に一度、2月が29日ある閏年が来る」のではなく、
    「400年の中に97回の閏年を置く(置閏)」のです。

    ■ グレゴリオ暦の置閏法

    この「400年に97回」と言うのは如何なることか?と言いますと、
    この暦の基となった「ユリウス暦」(その名の通り、
    ユーリウス・カエサルにより制定されたものです)では1太陽年を365.25日として居たそうで、
    これだと誤差はカッキリ4年で-1日となりますね。即ち400年に100回の閏年が置かれる事になります。
    この定義の太陽年と、現実の太陽年との誤差は、0.25 – 0.2422 = 0.0078、
    400倍すると3.12≒3となる訳です。

    では実際どの様に置閏するのか?
    と、言う事ですが、
    例えば2000~2399年の400年間を例に考えてみましょう。※

    この400年間の中に…

    1. 4で割り切れる年は閏年とする(2000、2004…2396) = 100
    2. 但し、その中100で割り切れる年は平年とする(2000、2100…2300) = 4
    3. 然し、400で割り切れる年は閏年とする(2000) = 1

    即ち、100 – 4 + 1 = 97 となります。
    それにしても、上手い事考えるもんですねぇ…。

    で、閏年に2月が1日増えるのは、勿論元々2月が他の「小の月」以上に短いから、なのでしょうが、
    ではそもそも何故2月は28日しかないのか?と言うハナシになりますが…
    まあ、それは暦法とは直接関係ない話でありますので、また別の機会に。

    (さらに…)

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P.R.

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