

前回に引き続きモータースポーツの話題です。
今回採り上げるのは、前回終盤で少し触れたモーターサイクルレースの伝統的イベント・マン島TTです。
ファンならずとも、名前くらいは聞き憶えがあると言い得る有名なレースですが、
我が国の現状では先日の Indy500 よりも更に情報が乏しいのもまた確か…
と、いうワケで、折角ですから筆者自らの備忘録も兼ねてここで今一度スケジュール等を確認しておきましょう。
尚、記載の日時は全て現地時間です。
現在あちらは夏時間ですから、+8h で日本時間になります。
天候によってスケジュールが変更されて居りますのでご注意を。
また、今後も状況により変更の可能性もありますので、
公式サイト等でご確認を!
残念ながら、未だ映像のライブ配信は実現しない様ですが、
恒例のManx Radio の中継がWeb配信されて居ります。
(http://www.manxradio.com/on-air/manx-radio-tt/)
尚、Manx Radio の放送番組表はレーススケジュールの変更が反映されていない様なので、
レース公式のスケジュールと照らし合わせてご確認されることをお薦めします。
また、ライブこそありませんが、
Vimeo で Duke Media によるオンデマンド配信(レンタル)があります。
(https://vimeo.com/ondemand/isleofmantt/)
¥1,000 (@1ヶ月) くらいですから、
お手頃なんじゃないでしょうか?
さて、肝心のレースの方ですが、
スーパーバイク予選では今年からスズキGSX-R にスイッチした、
現在のコースレコードホルダー・Michael Dunlop がただ一人131mph 台のラップスピードを叩き出し、
好調の様です。
やっぱり彼が本命でしょうか?
新型 GSX-R も、現状ワールドスーパーバイクこそ出場して居りませんが、
かなり良いと各所で見聞きしますので、大いに期待出来そうですね。
ただ、本年は
現役トップの勝利数を誇る John McGuinness が、先頃の North West 200 で負った大怪我により欠場と、
なんとも残念な事になって仕舞いました。
John もまた未だ今後に付いては明言はして居ない様ですが…
まあ実績も十分だし、もう落ち着いても良い年齢でしょうから…ね
先ほど触れたマン島TTに於ける勝利数の記録にしても、
総数では歴代2位となって居りますが、
事実上のメインイベント・トップカテゴリのシニアTTの勝利数では単独トップなんですよね(確か…)。
これは(例え今後抜かれる時が来るとしても)不滅の記録です。
その名は広く知られて居る物の、
残念ながら我が国に於いてはTV等のメディアではお目に掛かる事の出来ない伝統の「マン島TT」レースですが、
本年、待望(!?)のレースダイジェストの「オンデマンド」配信が登場!
これは権利関係等の問題でしょうが、
TV(恐らく大部分はケーブル・衛星等の有料放送と思われます)等のメディアでの放送がある地域では見られませんので、寧ろ我々はラッキーかも知れませんね。
Vimeo のオンデマンドサービスを利用して居り、勿論有料なのですが、
料金は£6.99(約¥1,081)/1ヶ月有効と、
MotoGPやSBKのマンスリー(それぞれ€24.95、€14.90)と比べればかなりお手頃ですから、
大分有り難いですね。
尚、TT TV On-Demand(Isle of Man TT TV 2016) の他に “Inside Track”というコンテンツがあり、
公式ページからアクセスすると少々紛らわしいかも知れません。
実は、筆者は最初よく解らぬ中、先に「Inside~」の方を「レンタル」してしまったのです。
ただ、こちらも過去のレースやライダーへのインタビュー等もあり、中々興味深いものでした。
まあ、両方「レンタル」しても¥2,000ちょっとですからね…。
そうそう、“Episode 6”には「TTゼロ」クラスに参戦中の無限チームのインタビューがありましたよ。
残念ながら、今の所ライブの映像配信は無さそうですが、
今回の試みが評判を取れば、将来的にライブのストリーミング配信も実現するかも知れませんね…!
我々が今の所、この歴史的イベントをライブで楽しむ手段としては、
ライブタイミングとManx Radio・Vauxhall Radio TT(勿論、音声のみですが…)、それに加えてTwitterの実況(#iomtt)等、となるでしょうか。
これらは何れも無料で楽しめます!
参考までに、決勝のスケジュール(現地時間・GMT+1)は…
と、なって居ります。
当然ながら、変更される場合もありますので、
随時公式サイト他での確認をお願いします。
以前ミニカーを検索していて気づいたんですが、
モーターサイクルの完成品スケールモデルって、結構出てるモンなんですねぇ…。
筆者は、以前ご紹介した「初音ミク・MIRAI」の他には、タミヤ等のプラモデルくらいしか認識して居りませんでした。
そういえば、Amazon でバイク関連を探し回ってたら「ばくおん!!ストア
」なんてモノのリンクが…
真偽の程は判りませんが、なんでも本作には二輪業界の大きな期待が掛かってる、
な~んて文言をチラホラ目にするのですが…果たして本作がバイクブーム再燃の起爆剤となりますかどうか…!?