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  • 【お買い物リポート】ユニット クールベスト HO-790 / 800【冷感グッズ】

    ● いよいよ本格的な夏の到来!と、いう事で…

    新時代「令和」を迎えた本年は全国的に入梅が遅れ、 出梅も平均して大体1週間程度後ろにズレ込んで仕舞いましたが、 ようやく全国ほぼ梅雨明けとなり(未だ出梅していない地域もありますが…もう少しの辛抱です!) 本格的な夏の訪れを迎えました! さて、本年は「災害」とも喩えられた昨年とは打って変わって冷夏傾向とも云われて居ますが、 それでも矢張り暑いものは暑い! …と、いう事で今回はかなり久々に「お買い物リポート」として、 暑い夏を快適に過ごす為の「冷感グッズ」をご紹介致します。

    ● お買い物リーポート・『ユニット 「クールベスト」 HO-790 / 800』

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    ■ 序

    (工事資材コム Yahoo!店)
    実は本製品を購入したのは2年前に遡ります。 諸般の事情…と言いますか、単に折角撮った画像が所在不明になったり、 バタバタしているウチに遅れに遅れ時期を逃しただけなのですが… まあ、長期リポートとお考え頂ければ幸いです。 先ず、類似品数多ある中本製品を選んだ理由についてですが、 何と言ってもそれらの中にあって、比較的低価格であった事です。 最安で送料込で ¥3,000 前後位でしょうか。 筆者はYahoo!ショッピングのとあるショップで購入したのですが、 そちらのショップは現在少なくともYahoo!には出店して居ない様です。(2年も経つと色々変化しますね…) ところで、このHO-790 と HO-800 の違いですが、HO-800 が「ラージサイズ」となって居ります。 筆者は 800 の方を購入したのですが、現在、800 はかなり希少な様子で、 もしかすると手に入手し難いかも知れません。
    fig01.jpg fig.01 製品セット内容
    fig02.jpg fig.02 同梱の注意書き

    余談ですが、筆者はこれを「ミドリ安全」の通販サイトでみつけたので、 当初、てっきりミドリ安全の製品かと思って居たんですよね… 実際には、本品は「ユニット株式会社」の製品です。

    ■ 製品概要

    メーカーページに拠りますと、本製品のサイズは…
    HO-790
    520×590mm・ウエスト〜96cm / 約720g
    HO-800
    600×610mm・ウエスト100〜120cm(3L〜5Lに対応) / 約750g
    と、なって居ります。 HO-800 に関しては、普段 3L サイズの上着を着る筆者の感覚では、 下にTシャツ1枚であれば後少し余裕があるかな?といった感じですので、 余程太った人で無い限りは問題なく着られると思います。
    fig03.jpg fig.03 製品タグ
    fig04.jpg fig.04 袷の面テープ

    本製品の素材はポリエステルで、着始めた当初は何と言うか、少々ゴワッとした感じがしますが、 強度は十分な感じです。 縫製もしっかりして居り糸がほつれた様な所もありません。
    fig05.jpg fig.05 背中側ポケット
    本製品は、その名の通りベスト(チョッキ)その物の形状をして居り、 前の袷を白い面テープ(マジックテープ・ベルクロ)で留めます。 これは上側(左前身頃)がオス(カギ状の側)になって居ますので、 ウエストサイズが大きくこの部分が内側に露出して仕舞う場合、 下にメッシュシャツ等を着ていると引っ掛かって毛羽立って仕舞うかも知れません。 肝心の保冷財は、銀色の断熱シートに覆われた専用の物×3が付属します。 この保冷財を入れるポケットが背中(両肩甲骨の間辺り)と両のわき腹に付いて居ます。 前身頃には全くポケットは付いて居ません。 この配置はもしかすると心臓や腹、腰の付近を冷やすと好くないという理由なのかな? と思ったのですが、実際どうなのでしょう? 保冷材のサイズは、メーカーページに拠ると、約130×190mm / 200g となって居ます。

    ■ 所感

    本製品はメーカーサイトでは「熱中症予防対策用品」「涼感衣類」に分類されて居ます。 また、販売店サイトでも主に農作業、ガーデニング等の屋外作業時の熱中症対策向けとして推されて居ります。 が、筆者のテスト目的は(それも視野には入れておりますが…)少々そこからは外れており、 冷房なし、或いは冷房が効かない部屋で如何にしてより快適に過ごせるか? という辺りに興味が集中して居ります点を、予めご承知置きしつつ読み進めて頂ければ幸いです。
    1. 冷房無しの部屋で快適に過ごせるか?
    で、実際試した感想ですが、結論から言えば、これはあくまで熱中症予防と言う目的に効力を発揮するものであって、 感覚的な快適さ、清涼感を得る為の物ではない、と言う事です(まあ、当たり前ですね…) 筆者は相当条件の悪い部屋で本製品を着用して暫く過ごしてみたのですが、 さすがにこれを着けたからといって、涼しく快適に過ごせるか?といったら、そんな事はありませんでした… 扇風機を併用しても駄目です。 と、いう事で、本ブログとしては本製品は本来の用途(作業時の熱中症対策)での使用を推奨します。 具体的には長袖作業衣、ジャケット必須の作業時に下に着けていると、確かにその恩恵に預かれる様です。 昨今急速に普及してきたファン付きのジャケット(この種の製品も何れテスト・報告出来ればと思って居ます)等と併せれば更に効果的でしょう。 …と、言ってもあくまで程度物ですから、作業時には適度な休憩をとり、 しっかりと水分、塩分(ミネラル)を補給しつつ勤しみましょう!
    2. 保冷材
    それはそれで良いとして、 次に本製品の要である付属の保冷材を見てみましょう。
    2-1. 付属の保冷材
    本品付属の保冷材は、先述の通り、中の保冷材を銀色の(アルミ?)断熱シートで包んだ様な形状になって居ります。 保冷材の持続時間は、あるショップには1~3時間と記述がありますが、 これは筆者の試したところと一致します。 本材は、凍らすとガチガチに固まるタイプですが、 2時間くらい経った時点でも触ってみるとまだ中に芯がある様な感じで、 3時間くらいはヒンヤリ感が残って居ました。 尚、硬く凍結するタイプとはいっても、サイズが小さいですから、 とくに邪魔だとか、動きの妨げになる、等という事はありません。
    2-2. 保冷材のスペアについて考える
    これまた先述の通り、本製品には保冷材が1組(3個)付属しますが、 長時間に及ぶ作業の場合(当然適切な休憩を挟むにしても)この1組だけでは矢張り心許無く、 交換用の保冷材を用意したくなりますね。 純正品も安価な物ですから、是非そろえて置きたいところですが、 入手のし易さを考慮して所謂100円ショップで売られている保冷材が使えないか?と試してみました。
    fig06.jpg fig.06 比較テストに使用した保冷材
    fig07.jpg fig.07 fig.06 左の製品の裏側

    今回テストに使用したのは代表的な100円ショップである「ダイソー」で購入した、 fig.06 に示す2製品、「アイシング保冷材」は片側の面がアルミの断熱シートで覆われた物×1、 一方の「保冷パックS」は透明なビニルのバッグに入った保冷材が剥き出しのタイプ×2個入りの計3個です。 尚、最近同ショップを覗いてみたところ、 「保冷パックS」の方は見当たりませんでした…まあ、似た様な製品は何かしら置いてあると思います。
    fig08.jpg fig.08 純正付属品(中央)との比較
    この両製品はクールベスト用純正品(HO-792)よりもやや小振り(殊に「保冷パック」の方。 重量はパッケージに拠ると同じく 200g になっているのですが…)なサイズで、 クールベストのポケットに余裕で収まります。 で、テストの結果ですが、クールベスト用純正品と比べると持続時間がかなり劣る様です。 「アイシング保冷材」は以前ご紹介した「やわらかまくら」の様なガチガチに硬く凍らないタイプ、 「保冷パック」は硬く凍るタイプなのですが、 後者も1時間後にはすっかり融けてフニャフニャに柔らかくなって仕舞います。 断熱シートの効果は想像以上に大きい様ですね。 また、断熱シートの有無は(これも以前のやわらかまくらやアイスノンソフト等の比較記事で検証した通りですが)表面の冷たさにも結構影響します。 この点では断熱シートの入っていないタイプの物がより冷たく感じますが、同時に結露もし易く、 断熱シートありの物と比べると、下着の当たっている部分がより早く湿って来ます。 尚、本製品を長時間着用し続けて居ると、場合(体質・その日の体調、etc.)によっては体調を崩して仕舞うかも知れませんので気をつけましょう。 筆者は屋内で長時間着け続けて体調を崩してしまった事があります。 作業時であれば、適当に休憩を取りますので、その心配は少ないとは思いますが… その様な事があったので、後々その辺りについて少々検証してみたのですが、 どうも筆者の場合、両脇の保冷材を低い位置(腹や腰に近い位置)に当て続けると具合が悪い様でした。 (例えば椅子に腰掛けデスクに向かって作業していると、 やや背中が曲がる為か、保冷材が低い位置に下がって仕舞います) 理想的な位置は両脇の直ぐ下、広背筋に当たる位置の様です。 以上から、本製品に望む改良点としては、肩に面テープによる着丈の調整機構を取り付ける事を提案します。 (反射ベスト等に、その様になっている製品がありますね)

    ■ まとめ

    では、最期にテストの結果得られた感想を箇条書きでまとめてみましょう。
    • なかなか丈夫で縫製も良し。 品質は高い。
    • 本製品は屋外作業時等の熱中症予防・対策等の目的に供されるべきもの。 感覚的な清涼感・快適性等を求める物では無い。
    • 付属保冷材の持続時間は(使用環境に因るが…)3時間前後。
    • 長時間に亘る作業の為には保冷材のスペアが欲しい。 より安価で入手容易な代替品も悪くないが、出来れば純正を用意する方がよい。 少なくとも断熱シートで覆われた物を使用したい。
    • 長時間着けっ放しは避けた方が良いかも。 また、保冷材が当たる位置にも気をつけた方が良い。
    • 前記の理由からも着丈を調整出来る様に改良されれば更に好し。
    最後に、本製品・HO-790 / 800 の在庫状況です。 実は、先程確認したところ、筆者が本製品を知った「ミドリ安全.com」では、現在両製品供に欠品となって居ります… (本稿を書き始めた頃にはまだ在庫していたのですが…) Amazon.co.jp 楽天市場 Yahoo!ショッピング等のモール・ショップでは幾つか出て来るのですが、 HO-800 については何れも在庫が無い様子です…。 初めに記した通り、本稿は図らずも製品購入から2年越しのリポートとなって居り、 毎夏毎に各販売ページを確認する破目に(?)なっていたのですが、 やはりシーズン中には欠品している様でしたね… まあ、本品に対する人気と信頼の証、とも言い得るかも知れませんが…。

    HO-790 / 800 を…

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    で、買う!


    尚、本稿作成時に楽天市場にてこの様なより安価な類似商品を見つけました。 当方ではまだ利用テストしておりませんが、ご参考までに。 何れこちらの製品も機会があればテスト・リポートをしてみたいと思います。
  • 【久方ぶりの】 形状自在ミストホース MH-25(LG)【お買い物リポート】

    皆さん、連休は如何お過ごしでしたか? 今、季節は風薫る5月、 初夏を迎え、いよいよ好い気候になって来ましたが、 以降ジメジメした梅雨(まあ、それはそれで風情があるのですが…)、 そして暑い暑い夏を迎える事となるわけです…。 そこで、今回は夏を控えたこの時期に、 猛暑に備える為の一品のテストリポートをお届け致します。

    兎に角、不快な迄に蒸し暑い日本の夏! 少しでも快適に(なるべくお金を掛けないで!)過ごすべく、 筆者はこれ迄にも色々なグッズを試してみました。 中には全く役に立たず、リポートも「お蔵入り」になったモノも… さて、今回新たに俎上に上ったこちらの商品は如何に!?

    本リポート、実は昨年購入した商品のモノなのですが、 公開時期を逃して仕舞っていたんですよね…まあ、ひと夏テストしてみた結果としてご覧下さい。

    ● 安価な「ミストクーラー」を試してみる

    一頃「ドライミスト」なるモノが持て囃された事がありました。 実はこの名称自体はとある会社の登録商標となっているのですが、 一般に細かい霧(ミスト)を利用した、昨今は主に場の冷却効果を狙った商品を指して広くその様な呼ばれ方をして居る様です。

    ■ 序論・「ドライミスト」或いは「ミストクーラー」とは

    この「ドライミスト」或いは「ミストクーラー」と呼ばれる製品は、 「打ち水」と同様の、所謂気化(蒸発)熱を利用した冷却装置です。 即ち、気温が液体(この場合、多くは水)が気化(蒸発)するエネルギーとして使われるので、 その分気温が下がる、と言うワケです。

    で、何が「ドライ」なのかといいますと、 これらの装置は、水をとても細かい霧状に噴射しますので、 霧の水玉が地面、或いは周りの物、人等に付着する前に蒸発するのでそれらは濡れる事が無い、 と、言う事です。

    この様に、一見手軽でリーズナブル、 環境にも優しいと、良い事尽くめと思える「ドライミスト」ですが、 公共施設等に設置されている製品は、 大変大掛かりで高価な物であり、 流石に一般家庭に個人で導入できる様なモノではありません。

    …が、然し今では多くのメーカー・ベンダーより、一般家庭向けの「ミストクーラー」的製品が販売されて居ます。 本リポートでは、そんな中からガーデニング用品やレジャー用品の企画・開発・販売を手掛ける株式会社グリーンライフの製品・「形状自在ミストホース・MH-25(LG)」を取り上げます。

    グリーンライフ・MH-25(LG)を…

    ■ テスト製品概要

    fig01.jpg
    fig.01
    fig02.jpg
    fig.02

    現在、一般家庭向けの「ミストクーラー」製品としては、 ベランダや窓の桟に取り付けるタイプ、庭に置くスプリンクラータイプ等がありますが、 本製品はユニーク(一応類似品もありますが)な「フレキシブルホース」タイプとなって居ります。 今回、それらの中から本製品を選んだ理由は、 先ず何と言ってもその手軽さです。 殊に、桟や軒下等に取り付けるタイプは取り付けに非常な手間が掛かりますが、 本製品であれば、fig.01の様な形に曲げて窓付近に置くだけでも使えますので、 取り敢えずミストの効果を試してみたい、と言う向きには最適と思われます。

    今回テストに使用した商品は、最寄のホームセンターで購入した物です。 実は購入した店舗には、 上記の如く、本品とよく似た製品(確か少々価格が安かった様に記憶して居ります)も売られていたのですが、 通販などでも売られて居るこちらを選択しました。 因みに、件の類似品は製品がむき出しの状態で売られていたのに対して、 本品は258x262x82[mm](実測)程の箱に丸めた状態で入って居ります。 製品本体の全長は、パッケージによると、270cmです。 fig.01 の通り、地面に置く様な使い方も出来ますし、 パッケージ写真等にある様に、木や柱等に巻きつけて使う等、 柔軟な発想で多様な使用法が考えられます。

    fig.02 にノズル部分を示します。 ご覧の通り、ミストの噴射口は二つ付いて居ります。

    尚、fig.01には写って居りませんが、 水栓側の「ニップル」には、 ワンタッチで取り付けられるカップリングが付属して居ります。

    尚、製品(ホース部分)色は今の所この「ライムグリーン」のみの様です。

    ■ 所感

    では、実際使用してみましょう。 今回は窓から1m程度離して、地(土や芝の上ではありません)に置いた状態で使用、 室内でどれ程の冷却効果・清涼感(生憎、実際に室温を計測するような事はして居りません…)が得られるか? という趣旨の実験を行いました。

    冷却効果:無いよりはマシ…?
    本製品の噴出する「ミスト」画像・クリックで拡大
    fig.03 本製品の噴出する「ミスト」

    先ず一番肝要な冷却効果です。 これについては、早速出鼻を挫く様ですが…あまり過剰な期待は禁物、 と予め言って置いた方が良いかも知れません…。 これはまた、筆者の試している環境が最悪とも言う部類なので、環境が違えば感想もまた変わるのかも知れませんが…。

    当然ながら、ミストが直接肌に触れるとヒンヤリと冷たいのですが、 あまり窓に近づけると部屋の中が濡れてしまいます。 これは網戸程度では防げません。 本稿では冒頭に「ドライミスト」いう言葉を使用しましたが、 既述の通りこれは他社の登録商標であり、当然ながら本製品ではその様な単語・表現は使われて居りません。 まあ、そもそもこの価格帯の製品にそこまでの高性能を求めるのは無理がありますよね。

    本製品のミストは「ドライ」なのか?

    fig.03に本製品の噴射する「ミスト」の様子を示します。 ご覧の通り、それなりに細かい霧になって居るのですが、 流石に「ドライ」とまでは行きません。 使っていれば、その周りは濡れてしまいます。 桟の上、軒下等の高所に取り付ければある程度はマシになるかも知れませんが、 それも限度があるでしょう。 一見とても細かい霧であっても、 さすがに全てが地面(や周りの物)に着く前に蒸発してしまうと言うワケには行か無さそうです。 また、その様な使い方をするのであれば、初めから桟や窓枠、壁等に取り付けるタイプを購入する方が早いでしょう。 (バルコニーがある・等、本製品の方が手軽に高所に取り付け易い環境もあるとは思いますが)

    で、筆者が最終的に行き着いたベスト…かどうかは判りませんが、筆者なりのベターな使用法は、

    1. 窓から1m程度距離をとり、
    2. 窓には簾を掛ける。

    と、言った所でしょうか。 これで、少なくとも窓周りがグッショリ濡れる…と言う様な事態は避けられる様です。

    運用コストは如何程?

    そして、矢張り気になる運用コストについてです。 本製品は、電動ポンプ等は使用しておらず、 即ち掛かるコストは純粋に散水した水量の水道料金と言う事になります。 製品パッケージには1時間あたりの水道料金が1.2円と記載されて居りますが、 これは東京都の水道料金に基づいた数値だそうです。 これに基づくと、仮に6:00~18:00の12時間運用するとして、 掛かる水道料金は14.4円 / 1日 即ち432~433.4円 / 1ヶ月となります。 ザッと検索してみると、シャワー10分で24~36円程度の水道代が掛かる、と言う事ですから、 それと比べれば遥かに少ない出費となります。

    実際、筆者が昨年と本製品導入前の一昨年の同月の水道料金を比較したところ、 寧ろ一昨年の料金の方が上回っていたくらいで、 月毎の誤差(?と言うのも少々おかしな表現ですが…)以上の料金は掛からない、と考えて良いでしょう。 少なくとも、本製品1本の(勿論「通常の」)使用によって、 数千円 / 月のオーダーで水道料金が跳ね上がる、等と言う事態はあり得ないと考えられます。

    ■ まとめ

    それではリポートのまとめです。 大方の予想通りだとは思いますが、 本製品は、流石にこれだけで猛暑も涼しく快適に…と言う様な効果を期待する様なモノではなく、 殊に、直射日光の当たる様な場所では正に焼け石に水… 1階の、バルコニーや庭木などで影が出来る様な場所ならある程度は…と言うくらいに考えて頂いた方が無難でしょう。 効果の程は、使用環境の差が大きいと思われます。

    ただ、何も(物理的に)気温を下げる事のみが本品の存在意義ではありません。 従来の「打ち水」同様、視覚的な「清涼感」の演出にはなるでしょうし、 実用的にも、庭やベランダの植物へ湿り気を与える、と言う効用があります(…尤も、それだけが目的ならば、スプリンクラーを導入する方が良いでしょうが…)

    本製品の第一の利点は、何と言ってもその手軽さです。 あまり手間を掛けず、(冷却に限らず)兎に角ミストの効果を試してみたい、 とお考えの方なら、先ず本品(或いは同タイプの製品)を試してみては如何でしょう? その上で何某かの効果が有りそうだと感じたならば、 目的や必要に応じてサッシや壁に取り付けるタイプ他の導入も検討されると良いでしょう。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ■ 追記: 本年も活躍中です…!

    8/11 加筆

    「自在ミストホース」・MH-25(LG)は本年もまた筆者の為、 劣悪な労働環境の下、健気に働いてくれて居ります。

    ◆ で、効き目の方は…

    効果の程は…まあ、相変わらずなのですが、 そもそも本製品は冷房器具などではありませんので、 これで「部屋がさっぱり涼しくならない!」等と文句を言うのは筋違いなのですけどね…。

    とは言え、上手い具合に部屋に風が吹き込んでくれると、けっこうヒンヤリとしますので、 可能なら業務用扇風機(出来れば室外仕様の物)ででも風を送ってやると良いかも知れませんね。

    但し、ヒンヤリとした感触を感じると言う事は、当然ながら部屋に水が入って来て居る、と言う事ですから、 その辺りはよくよく考えた上での運用・対策を心がけましょう。

    ◆ ではコストは?

    では水道料金の方はどうか?と言いますと、 こちらもまた「相変わらず」で、 時期的に入浴はシャワーで済ます(しかも場合によっては日に何度も浴びるにも関わらず) 事が多くなって居る所為もあってか、7月までの水道料金は前期と比較してもぐっと下がって居ります。

    一見すると、常に水を流しっぱなしになるシャワーによる入浴は、 湯船に湯を張るお風呂(江戸時代で言う水風呂)より水を消費しそうな感じがするのですが、 やはりシャワーだけの方が安くなりますね。 それと同じ事で、ミストクーラーの水の消費量は、上記の如くそのシャワーよりも遥かに少ないのですから、 やはり、本製品による水道料金の発生分は、気になる程の大きさにはならないと考えて良いでしょう。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ■ 更に追記: 4年目を迎えて…

    2019/08/03 加筆

    昨年まで元気に活躍してくれていた本製品ですが、 新時代「令和」を迎えた今年、ホースを繋ぎ蛇口を捻ってもミストが出て来なくなって仕舞いました…。 本製品を外した状態でちゃんとホースから水が出ますので、詰っているのは本製品の何処か、 という事になります。 先ず初めに表に露出している部分、即ち金属製のノズル部分を疑ったのですが、 この部分を外しても(ネジ式になっており、回すと外せます)水は出て来ないので、 本製品のホースジョイントからヘッド部分の間の何処か、という事になりますが、 今の所判明して居りません。

    当方では、本製品をホースに繋いで外に置いたままにして居たのですが、 この結果から(設置場所にも由りますが…)設置・撤去が容易であるという本製品の特性を生かして、 シーズンオフには外して物置にでも仕舞って置く方が好いかも知れませんね。 ただ、本製品はさほど高価なものではありませんから、 取付・取外が面倒な場合は消耗品と考え、駄目になったら交換、と割り切るのもアリでしょう。


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    桟、窓枠、軒下等に取り付けるタイプとしては、 こちらがポピュラーな様です。

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