

本日・8月晦の31日は立春から210日目の雑節・その名も「二百十日」、
例年大体(新暦の)9/1頃とされています。
周知の通り、本年は閏年ですから、1日早く来るワケですね。
気が付けば8月ももう終り。
そういえば、よっぽど居心地でも良かったのか、長々と日本付近に居座り続けた台風10号に、
何か暑さの元でも吹き飛ばされたのか、最高気温30℃を越える真夏日とはいえ、
今日はそれ以前とは打って変わった様に比較的過ごし易い一日でした。
筆者のところだけかも知れませんが…
いよいよ夏も終り、と感じましたねぇ。
何にしろ、今年ももう2/3 が終り…残り4ヶ月なんですね…。
「二百十日」はイネの開花の時期とされるそうです。
パッと見よく判りませんが、イネにも花が咲くんですよね。
と、言う事で、もうじき実りの季節を迎えますので…
本日(8/23)は、二十四節気の一、「処暑」でした。
でもこれ、直前の「立秋」等と比較すると、
字面からだけでは(現代にあっては)ちょっと何の事だか意味が良く判らなく無いですか?
あらためて、この「処暑」とは一体どんな日なんでしょう?
この「処暑」について、江戸時代後期の暦の解説書、天明7(1787)年・刊、太玄斎松平頼救・著「こよみ便覧」(国立国会図書館デジタルコレクション: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2536637 のコマ番号「7」をご参照下さい)は…
陽氣とゞまりて初てしりぞき處とすればなり
と、解説して居ります。
処(旧字は處)と言う字には、「場所」を表す「ところ」と言う意味もありますが、
その「場所」に「居る」と言う意味もあり、
そこから、その場所に「とどまる」と言う意味もあるのですね。
更には「おちつく」、「やすんず」と言う意味もあるそうで、
底本で「やまん」(ママ)に「處」を当てているのはそこからなのでしょうか?
それにしても、こう暑いと「立秋」を過ぎて「陽気とどまりて」、な~んて言われても何だかピンと来ませんねぇ…
「処暑」を迎えたと言う事は、後半月すれば「白露」、即ち「陰氣やうやくかさなりて…」と、言うのですから…
でも、そうこうしているウチ、気が付けば今度は「寒い寒い…」と事ある毎に呟いて居るのでしょうね…
何しろ、地方によってはもう夏休みは終っているのですから。
何でも、「処暑」の日はまた、台風の特異日なのだそうで、
正に今、関東~北海道に掛け大暴れした台風9号のに続き、
ヒネクレ者の台風10号が南西諸島へと進んでいますね…。
予想進路に掛かっている地方にお住まいの皆さんは十分気をつけて下さい!
と、言う事で今回は防災関連グッズをご紹介です。
矢張り災害に対しては、普段からの備えが肝要ですね。
本日(10/13)は国民の休日「体育の日」でした。
が、この通り本日は台風19号の接近で全国的に天候に恵まれず、
そればかりか各交通機関等も影響を受け散々だった模様です…。
この台風は勢力が非常に大きく、しかもかなり歩みが遅い様なので、
これから台風の進撃を迎え撃つ地域の方々も、現在進行形で通過中の地域の方々も、
十分気をつけて下さい!
で、その「体育の日」です。
この休日は「ハッピーマンデー」制度適用以前には10/10の日にち固定であり、
その日が1964(昭和39)年開催の「東京オリンピック」の開会式の日に由来する事は今更説明の必要も無いでしょうが、
また同時に「10/10 が選ばれたのは、その日が統計的に東京の『晴れの特異日』だから。」と、言う逸話も広く人口に膾炙して居ります。
なので、筆者も今日の天気を見ながら「ああ、ワザワザ連休にする為に日にちを動かしてこれじゃ『本末転倒』だなあ」
等と思って居たのですが、
本稿の為改めて調べてみたところ(まあ、Wikipedia 程度に書いてあるような事なのですが…)、
実はその様な統計がある訳では無い様子で…
矢張り、思い込みや生半可な知識だけでモノを書いたり発言をするのは、恥の元ですね…
いや、自分が恥を掻くくらいで済むのならまだマシですが、
下手をしたら例えこんな泡沫ブログであっても、トンでもないデマの拡散に加担する事にもなりかねません…
改めて、十分気を付けたいと思います。