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  • 本年閏年につき…

    ● 2月29日は「4年に1度」…?

    Gaius Julius Caesar et Gregorius PP. XIII, Image sources: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gaius_Julius_Caesar_%28100-44_BC%29.JPG, https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gregory_XIII_medal.jpg

    ご存知の様に本年はオリンピックイヤーであり、「閏年」(うるうどし・じゅんねん)であります。
    そして本日(これを書いている)は2/29日、
    そこで今回は、折角なのでその辺りに関わるお話をひとつ…。

    ■ そもそも閏年とはなんなのか…?

    「閏」とは元来「余分」と言う様な意味だそうで、
    これを「うるう」と読み下すのは、「潤」(こちらはつまり水(氵)気が余ってるって言う事ですね)との(意図的な?)混同から来ているのだとか何とか…。
    それは兎も角、
    何故こんなものが必要なのかと言えば、
    先ず現在一般に採用されている「グレゴリオ暦」は太陽暦でありますが、
    1太陽日を1日とした場合の1太陽年(平たく言えば地球が太陽の周りを1週する周期)は、
    約365.2422日となって居ります。
    即ち我々の採用している暦では、0.2422日/1年の誤差が生じるワケです。
    これは単純に4倍すれば、0.9688≒1となります。

    然し、ご覧の通り、カッキリ1となるワケではありませんので、
    当然ながら、その分の誤差はこのままではどんどん積み重なって行って仕舞います。
    実は、結論から言えば、現在広く採用されている「グレゴリオ暦」では、
    一般に考えられて居る様に「四年に一度、2月が29日ある閏年が来る」のではなく、
    「400年の中に97回の閏年を置く(置閏)」のです。

    ■ グレゴリオ暦の置閏法

    この「400年に97回」と言うのは如何なることか?と言いますと、
    この暦の基となった「ユリウス暦」(その名の通り、
    ユーリウス・カエサルにより制定されたものです)では1太陽年を365.25日として居たそうで、
    これだと誤差はカッキリ4年で-1日となりますね。即ち400年に100回の閏年が置かれる事になります。
    この定義の太陽年と、現実の太陽年との誤差は、0.25 – 0.2422 = 0.0078、
    400倍すると3.12≒3となる訳です。

    では実際どの様に置閏するのか?
    と、言う事ですが、
    例えば2000~2399年の400年間を例に考えてみましょう。※

    この400年間の中に…

    1. 4で割り切れる年は閏年とする(2000、2004…2396) = 100
    2. 但し、その中100で割り切れる年は平年とする(2000、2100…2300) = 4
    3. 然し、400で割り切れる年は閏年とする(2000) = 1

    即ち、100 – 4 + 1 = 97 となります。
    それにしても、上手い事考えるもんですねぇ…。

    で、閏年に2月が1日増えるのは、勿論元々2月が他の「小の月」以上に短いから、なのでしょうが、
    ではそもそも何故2月は28日しかないのか?と言うハナシになりますが…
    まあ、それは暦法とは直接関係ない話でありますので、また別の機会に。

    (さらに…)

  • 本日は立春でしたね…

    Prunus_mume_G01_via_wikimedia_commcons.jpg

    本日(2/4、書いている間に日を跨いで仕舞いましたが…)は節分(2/3)の次の日、
    即ち二十四節気の一、「立春」でした。
    …等と何だか当たり前みたいに書いていますが、
    何となく「節分」は2月3日、故に「立春」は2月4日…と憶えて居る方は結構多いのでは無いでしょうか?

    然し、改めて思い起こせば、ちょいと科学的な言い方をすると、
    立春とは太陽が黄道の黄経315°を通る日(定気法の場合)であるわけです。
    然し、現在一般に使用されているグレゴリオ暦では実際の太陽年と誤差がありますので、
    これらの日にちは少しずつズレて行っている…(勿論、完全無欠の暦等と云う物は恐らく人類史上未だ嘗て存在しないのだろうと思いますが…因に、実際の太陽年との誤差はグレゴリオ暦よりも天保暦-所謂旧暦の方が僅かながら小さいそうです)ワケです。
    実際、1984(昭和59)年の立春は2月5日でした。

    ただ、ここ30年くらいはずっと立春は2月4日、即ち節分は2月3日でしたので、
    現実にそれを体験している方でも憶えて居ないと言う向きも少なく無いのではないでしょうか?
    因みに次立春の日にちがズレるのは2021年で、2月3日に(即ち節分は2日に)なるそうです。

    日頃何気なく使っている暦も、
    実際作るのは色々大変そうですね。





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    P.R.



  • 今夜は171年ぶりの「ミラクルムーン」なのだそうで…

    ● で、一体何が「ミラクル」なの…?

    Nearly Full Moon view from earth In Belgium (Hamois). Credit:  Luc Viatour / www.Lucnix.be from Wikimedia Commons

    なんでも、今夜(11/5)の月は171年ぶりの「ミラクルムーン」なのだそうです。

    で、その「ミラクルムーン」てのは何?「スーパームーン」みたいなもの?
    等と思いつつその関連の記事等を読んでみると、
    旧暦(所謂「天保暦」)では今年は「閏月」がある閏年で、今は閏9月(筆者はすっかり忘れてましたが…)。
    即ち、実は今宵は本年2度目の「九月十三夜」であり、これを「後の十三夜」と呼び、
    これの出現が前回の1843(天保14)年以来171年ぶりの「ミラクル」だと云う事なのです。

    と、ココまで話を進めて「閏月?」と仰る方も或いは居らっしゃるかも知れませんね。
    時に所謂「旧暦」を「太陰暦」と呼ぶ例がありますが、
    天保暦の様な暦は厳密に言えば純粋な太陰暦(例えばイスラーム暦等がそれです)とは違い、
    「太陰太陽暦」と呼ばれる物です。

    これはどの様なモノかといいますと、
    太陰暦は新月(朔)を文字通り月の始めとする暦ですが、
    各月々が何月に相当するのかを太陽の地球からの見かけの位置(黄経)で決めてやります。
    所謂旧暦の場合は「二十四節気」と呼ばれるものです。

    しかし、そもそも地球が太陽の周りを回る公転運動と(地球の)月が地球の周りを回る運動には、
    殆ど相関関係がありませんので、
    そのままでは暦と実際の季節(=太陽の黄径位置)がどんどんズレて行って仕舞います。(勿論太陽の動きと暦のズレは太陽暦でも起こるのですが)
    そこで、そのズレを補正してやる為に「閏年」を設けます。(この辺りに興味をお持ちの方は是非調べてみて下さい!)

    P.R.

    その手法とは、(かなり端折りますが…)「二十四節気」の中、
    「中気」(これでその月が○月と決まります)と呼ばれる節気を含まない月を「閏月」とする物です。
    具体例を挙げましょう。
    先述の通り、今正に「閏九月」な訳ですが、
    前回の朔日(これを「ついたち」等と読み下しますね)は現在一般に使われているグレゴリオ暦の 10/24 でした。
    そして次回の朔が 11/22、即ち旧暦で言う今月は、グレゴリオ暦の 10/24 ~ 11/21 となります。

    一方、直近の「中気」は「霜降」(黄径210°・10/23)、及び「小雪」(黄径240°・11/22)。
    即ち今月は中気を含んで居りません。
    先月が(旧暦)九月ですから、故に今月は「閏九月」と相成る次第です。

    この様に、旧暦では現在使われているグレゴリオ暦等の様に、
    閏年がほぼ定期的に訪れ、閏日も決まった月に差し込まれる、と云った性質のものではありませんので、
    その故の「ミラクル」と、いうワケですね。

    …等と随分長々と綴って参りましたが、
    筆者の住む地方は、天気も良く、そんな理屈はどうでも良くなるくらい今夜は実に月が綺麗です。
    皆さんのところは如何ですか?


    ● PROPLICA クリスタルスター

    Amazon 「PROPLICA クリスタルスター」 販売ページ SS 画像

    今回「月」の話題でしたので、それに便乗因んだアイテムをご紹介!

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    その第4弾(「セーラームーンシリーズ」としては第3弾)は「R」に登場のセーラームーンの変身アイテム、
    PROPLICA クリスタルスター
    」!

    なんでも、「セーラームーンの身長から割り出した約1/1サイズで完全再現!大人の女性が手にとっても劇中と同じサイズ感で楽しめる。」
    だそうで…これさえあればセーラームーンごっこが一層捗りますね!(いやマテ)

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    尚、【日本おもちゃ大賞2014 ハイターゲット・トイ部門 大賞】 受賞!
    シリーズ第1弾・「PROPLICA ムーンスティック
    」は、
    11/15 再販だそうです!(Amazon
    では 12/3 入荷予定となって居ります)

    (さらに…)

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P.R.

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