● 11月の「酉の日」と言えば…
本日(11/25)は、今月3度目の酉の日、即ち「三の酉」です。
11月の「酉の日」と言えば、「酉の市」が開かれる事で知られ、
この時期の風物詩となって居ますね。
…が、この「酉の市」、基本的には東京を中心とした関東の風習であり、
西国で生まれ育った筆者等は、
勿論その存在自体は知っていたのですが、矢張りTV・新聞・雑誌等のメディアの、
即ち、所謂「第四の壁」の向こう側の世界、といった感覚で、
正直な話しあまり身近なモノでは無かったんですよね…
さて、件の祭りの起源や由来はトリ敢えず(決して駄洒落ではありません…!)置いておくとして、
そもそも「酉の日」とは何ぞや?と云う事です。
現在では「えと」と言えば専ら歳の「十二支」ばかりの話になりますが、
歳以外にもそれそれの月や日にも干支(十干十二支)が割り当てられて居ますので、
その十二支が「酉」である日が「酉の日」という事になりますね。
因みに、本 11/25 の干支は「辛酉」(しんゆう・かのととり)です。
十二支というくらいですから、当然任意の日を基点に13日目にはまた同じ十二支が来るワケで、
即ち、基点の酉の日から3度目の酉の日迄は25日となりますね。
一方、「一の酉」が最も遅くなるのは、10/31が酉である場合で、11/12 という事になります。
従って、11月は30日間ですから、「一の酉」が11/7~11/12 に来る年には「三の酉」は無い事になりますね。
(暫く気づかずそのままになっていたのですが、「三の酉が来る」と全く逆の事を書いて居りました…訂正してお詫び致します)
ところで、本ブログでも再三言及している事ですが、
「三の酉」がある年は火事が多いという俗説があります。
これは経験的なモノでもあるのか、
具体的な気象データ等との因果関係でもあるのか、
根拠はよく判らないのですが、
それでなくても徐々に冬の気候に替わって来る頃ですから、
火事のみならず、健康管理にも十分気をつけて、新たな年-正に来年はそうですね-を迎えたいものですね!
「三の酉」がある歳は「火事が多い」ということで、
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